OLYMPUS XA2  オリンパスのカプセルカメラの普及機

プログラム露出で目測式、ズバリXAの簡略版
初代XAを簡略化したもので、距離計と絞り優先を省略したものである。
たしかに写真を知っているものにはXAはすばらしいが、一般の人には面倒なカメラとなってしまう。綺麗に写ればいいという記念写真用には面倒な事は要らないわけである。
レンズもXAのF2.8に対して3.5とちょっと暗くして、深度を稼いで3点ゾ−ンフォ−カスとしている。ストロボとかは共通のアクセサリ−としている。
いろいろな雑誌でこのカメラの紹介記事を見ると、XAの無理な設計に対して、こちらのレンズは無理をしていないのでレンズが優秀であると書いてある。
僕にはそういうことはよくわからないが、専門家が言うのだからそうなのだろう。まぁ僕にはどうでもいいことである。

みのかんのXA2

これは長岡の中古カメラで有名な東京カメラというところで買ったものである。ストロボなしで5000円。ストロボはXAのが一つあれば共用できるので即購入した。
この店の親父は無愛想であったが、僕の事をクラカメ好きの客と見たのか、ぼそぼそと話しかけてきた。
「最近のカメラはつまらなくなったよね。みんなよく写るし問題はないんだけど、昔のカメラのほうがよかったよね。まぁ最近の嬉しいことといったら、コシナがライカLマウントのベッサを出した事かな。あれはいい事だよね」などと、ニコリともしないで話したのが妙に印象に残っている。

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